有用資源の選択採鉱

埋蔵鉱物資源は、建築資材としてや、エネルギー源としてなど、それぞれ異なる用途で使用されます。ではどのように採掘されるのでしょうか。様々な岩石をそれぞれ別々に採掘するための経済的な工法とはどのようなものでしょうか。

ドリルや発破による鉱山採掘、土木工事、岩盤工事はもはや最新工法ではありません。ヴィルトゲングループの答えはサーフィスマイニングであり、採掘材を直接トラックに積み込むことも、ウィンドローで排出することも可能です。

サーフィスマイニング (直接積み込み)

ヴィルトゲンサーフィスマイナの重要な特長の一つは、トラックへの採掘材の直接積込みです。ヴィルトゲンサーフィスマイナは機械タイプにより、前方または後方積込みコンベアが搭載可能な設計となっています。

前方積込み

2200SMは前方に積込みコンベアを搭載しております。左右どちらにもスイングし、排出高さも調節可能です。トラックのサイズにより、トラックの後部又は横からの積込みが可能です。オペレータのトラックへの十分な視界が確保されます。

後方積込み

その他のタイプの2500SMや4200SMは後方に積込みコンベアを搭載しております。コンベアは左右90°旋回し、排出高さも調節可能です。オペレータシートはトラックへの視界を確保するため、左右にスイングできます。

採掘材を細かく粉砕し、積込みをソフトに。

ヴィルトゲンサーフィスマイナはいかなる場合でも採掘材を細かく粉砕するため、トラックへの積込みを均一で連続的に無駄なく実施できます。この特長により、現場状況に応じたトラックを柔軟に選択できるため、例えば一定の要件が整えば、アルミニウムボディのトラックなどを使用することが可能になります。

メリット

  • 中間搬送が省略できます。
  • 約500m以上の搬送が必要な場合、トラックへの直接積込みが最も経済的です。

サーフィスマイニング (ウィンドロー)

ウィンドローモードでの施工する場合、積込みコンベアを使用せず、採掘材を機械後部に直接排出します。このため、(トラックへの)積込みプロセスに影響されず、採掘作業を実施することができます。但し、別途採掘材をフロントローダなので再搬送する必要があります。

多くの場合、ウィンドローモード施工の方が直接積込みよりも生産性は向上するものの、追加の再搬送費用(ホイールローダ等)を考慮する必要があるため、総合的には同等に作用します。

一方、この工法の場合はベルト等の消耗材や、コンベアシステムの稼働コストが不要になります。

メリット

  • トラック待機時間が省略されます。
  • ベルト消耗がなく、有用性が向上します。
  • コンベアベルトでの積込みに比べ、生産性が向上します。
  • 大粒径
  • 急勾配の採掘層での作業により適しています。
  • ホイールローダでの積込みの場合、約150m未満の搬送距離かつ約500mのスクレーパ距離で最も経済的な工法です。

サーフィスマイニング:側方排出

側方排出(サイドキャスティング)とはすなわち、採掘材をコンベアベルトを経由して、複数の採掘工程毎にパイルを形成していくものです。コンベアベルトのスイング角を変化させることにより、3列から5列の異なる採掘材パイルを形成することができます。パイルの高さにより、フロントローダでの再積込みが容易になります。

メリット

  • 採掘と同時に混合が可能。
  • ストックパイルの形成。
  • トラック待機時間が省略されます。
  • 独立稼働

革新的な技術により、従来工法に比べて機械稼働費、人件費を減らし、時間を大幅に節約します。同時に平坦で、安定した切削面を形成し、層毎の選択的採鉱が可能となります。さらにサーフィスマイニング工法は粉塵や騒音の発生を抑え、低振動であるため、住宅や道路近郊の現場でも効果的な施工ができます。

コストを抑え、生産品質や効率を向上します。

採掘された鉱材は粒径を小さく形成できるため、後工程を極小化できます。ボーキサイトや燐酸塩、キンバーライト、岩塩などの採掘には極めて有効であり、また硬い石灰岩や花崗岩など、260MPaまでの圧縮強度の岩盤であれば、発破を必要とせず、切削できます。